製品情報 ⾼齢者施設向けAI転倒検知システム

転倒事故への見守りと
スタッフ負担の軽減を両立するために

転倒は、どれだけ注意していても完全には防げない——。

介護施設における転倒事故は、利用者様の安全に深く関わるだけでなく、介護職員の方々にとっても大きな負担となる深刻な課題となっています。
加えて、現状の介護体制では、見守りシステムに関連するコスト面での課題も多く、デジタル技術によるこれらの課題解決は、介護業界の未来に不可欠だと私たちは考えています。

こうした複合的な課題に向き合い、ビジョンAIを活用した「高齢者施設向けAI転倒検知システム」を開発しています。

AI転倒検知システムの特長見守り業務をAIシステムがサポート

本システムは、ネットワークカメラとAIエンジンによるリアルタイム動画解析により、転倒の発生を自動で検知します。映像はAIが自動で解析するため、人の目に触れることなく、プライバシーに配慮した見守りが可能です。

介護職員の方々の見守り業務をバックアップしながら、より質の高いケアに集中できる環境づくりをサポートし、利用者様と職員双方にとって、安心できる介護現場の実現に貢献します。

「録画しない、人がみない、自動見守りで安心」
AIがプライバシーを守ります

カメラ映像をリアルタイムにAI解析、転倒を自動検知します。

映像は誰の目にも触れることなく解析され、検知時のみアラート通知・録画保存を行うことで、プライバシーに最大限配慮した見守りを実現します。

夜間帯や居室内など、介護士の目の届かない、人知れずおきる転倒については事故の実態を把握することが難しいところ。
映像解析での転倒検出データの収集/蓄積や分類で、転倒事例を分析することが可能になります。

連続転倒を防ぐ対策や、夜間帯スタッフの見守り負担の改善にも、転倒実態のデータは大きく貢献します。

リアルタイムにAI解析

赤外線LED撮影による人物検出で夜間徘徊へ対応

夜間の覚醒、徘徊もAIで見守る
「連続転倒」を未然に防ぐ取り組みへ

見守りの自動化には2つの目標があります。
ひとつは、職員の負担軽減。
見守りのサポーターとしてAIが常時モニタリングすることで、職員の心理的・肉体的な負担を軽くし、徘徊や転倒への対応をより的確に行うことが可能になります。

もうひとつは、利用者の「安全の質」を高めること。
施設職員の方々から、「転倒を繰り返す方は、身体能力と認知機能のバランスが崩れているケースが多い」と伺いました。何度も転倒される方は少なくないとのこと。

連続した転倒が回避できれば、最終的に骨折してしまう確率は減るのではないか?

特に、夜間の覚醒や徘徊による“人知れずの転倒”は見逃されがちで、連続する転倒の末に骨折へ至る例も少なくありません。
こうした見えないリスクを、見守りの自動化によって「可視化」し、転倒の実態を正確に捉えることが重要だと考えています。
蓄積された行動データは、連続転倒の兆候を早期に察知し、事故を未然に防ぐための貴重な手がかりとなります。

データを活用することで、転倒骨折予防のための個別ケアや生活支援にもつながる仕組みとして、現場に役立てていきたいと考えています。

システム概要AI検知が介護インフラとなることを目指して

介護施設でのプライバシーに配慮した「見守り」を自動化、共用部分での見守りを想定したベースシステムを開発しています。
居室への利用展開のご相談も承ります。

ベースシステムの基本機能

ベースシステムの基本機能はとてもシンプルな構成として設計しています。管理画面の操作については直感的で学習コストも少なく、容易に導入していただける軽量な機能構成です。
導入時のご要件にあわせたカスタマイズ、既存システム/既存カメラとの連携についても柔軟なシステム開発に対応します。

カメラ映像をリアルタイムAI解析

01カメラ映像をリアルタイムAI解析

廊下など共用スペースに設置したネットワークカメラの映像を、施設内の専用コンピューターがリアルタイムで解析します。

カメラの映像は録画していません。カメラからLAN経由で送信されるストリーミング映像をAIエンジンを搭載したコンピューターでリアルタイムに解析します。

死角がなるべく少ないよう、フロアに複数のカメラを設置します。

カメラ映像をリアルタイムAI解析

居室・廊下での事故は介護士不在時が多い

02AI解析で人の転倒動作を検知

人物の動きを検出し、転倒と判定された場合すぐさま介護士の携帯端末などへ通知を送信します。通知には転倒時の様子が確認できるよう静止画を添付しています。

不測の事態である転倒を施設内のスタッフ全員が即時に知ることができるため、夜間帯など職員が少ない時間帯の連携もスムーズに対応することができます。

転倒検知時のみカメラ映像をファイルに保存して原因調査や連続転倒事故の予防に役立てます。

転倒を検知すると、転倒時刻前後のカメラ映像をビデオファイルとして保存、運用ダッシュボードシステムに転倒レポートを保存します。

カメラ映像をリアルタイムAI解析

LINE/Slackなど端末アプリへ通知

03スタッフ端末への通知と駆けつけ救護

スタッフの端末などへ、リアルタイムにアラートを通知します。既存の携帯対末や通知システムとの連携も柔軟に対応します。

施設内で別の階で介護中のスタッフとの連絡にもなり、急な転倒事故時の情報連携もスムーズです。

通常時は他作業にも集中できるため、夜勤帯などのスタッフの見守り負担を軽減します。

カメラ映像をリアルタイムAI解析

運用ダッシュボードでビデオを確認

04管理ダッシュボードへ転倒検知レポートを登録

転倒検出時に、運用者向けの管理ツールで、転倒検知のレポートを作成します。

レポート確認画面では、いつでも転倒時のビデオ映像を閲覧することができます。

検知時間前後のビデオ映像、カメラ位置、日時など検知情報をまとめてレポートとして登録、救護ステータスなどを編集することが可能です。

蓄積された転倒データは月次でまとめて報告レポート作成や既存システムとの連携など、事務作業軽減のご要件にあわせてカスマイズにも対応します。

介護現場にフィットするAIシステム

介護現場にフィットするAIシステムで
転倒リスクの課題解決に貢献します

私たちは、画像解析AIに特化した小規模な開発チームです。
少数精鋭による体制だからこそ、過剰なコストをかけることなく、開発リソースを本質的な課題解決に集中、クライアント企業さまの事業サービスの信頼性/品質向上に向けた課題解決にダイレクトに貢献することを目的としています。

介護施設での実際の運用を見据えた柔軟なカスタマイズと、小規模から始められるスモールスタートにより、初期導入のハードルを抑えることで、実運用に即した機能を段階的に実装・展開していきます。

また、施設スタッフの皆さまとの対話を重視し、導入効果だけでなく「職員のモチベーション向上」や「新しいケアの実践」にもつながるよう、共創型の開発スタイルを大切にしています。

介護現場のリアルな声と共に進化するシステムで、転倒リスクの見える化と、持続的な安全性向上を支援します。

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業務DX/品質管理/安全管理への画像解析AI活用を
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小規模開発、スモールスタートでの試験導入から伴走しますので、
是非とも一度お問い合わせください。